新しい職場を考えると情緒不安定になる無能

早朝、新しい職場に電話して

「気持ちが不安定で御社で働けません」

と言いたい気持ちがこみ上げてくる。

シャワーを浴びて、少しずつ気持ちが落ち着いてくる。

やはり、働きながら転職活動をすればいいと思い直す。

でも、自分の弱さに流されて、

どうせいきあたりばったりの人生と職歴だから、

貧乏にさえ耐えられたら、新しい職場に行く必要なんか無い。

気持ちが揺れ動く中年・・・・

自分の老後を考えると、ホームレスや生活保護もあり得る。

転職活動を前提に働くなら、

シフト制やフレックス制、リモートワーク、休みがとりやすい等

もっと考えたほうがよかったのかもと

新しい考えがどんどん思い浮かぶ。

今度の職場は休みが取りづらそうな予感がする。

無能な中年は、職場を選べないのだ。

新しい職場の面接では、

私自身の力不足さを指摘されている。

その力不足を指摘されたのは、

今までほかの会社の面接を受けてきたが、はじめてだった。

また、私個人の家族のことも少し聞かれた。

あからさまに、総務課長が

「労働者は会社の歯車である」ということを連想させるようなことを

言ってきたので、どうなのかなと今頃になって考える。

ミスマッチを防ぎたいから聞いているのは、分かる。

その問題が発生したら、やはり会社を辞めることになるのか・・・

日銭が欲しくて、働く会社。

自分なんて取り換えのきく会社の部品。

冷静になってくると、

なぜ、自分はここで働く気になったのかを考える。

たぶん、それは、前に働いていたブラック企業と似ているからだ。

ブラック企業から、本当の意味で離れるのは難しかった。

考え過ぎなのか、自分。

昔、若いころ、受けた他の企業の面接では、

普通に、支持する政党や宗教、読んでいる新聞など

質問を受けた。

会社によって、いろいろ。

コンプライアンスについて、勉強したくなった。